“ヘルスキーパー(企業内理療師)” とは?


1、理療について
 皆様もご存知のとおり理療:あんま・マッサージ・指圧、鍼(はり)灸(きゅう)は古来より人々の健康の維持・増進、疲労の回復疾病の治療等に応用されてきた技術です。
 中国に期限を持つこれらの施術は本邦に導入された後、多くの視覚障害者が関わりその発展、継承に寄与して参りました。それ故に、理療は今日でも視覚障害者の伝統的な職業と位置付けられております。
 また、現在では理療の施術を行うためにはそれぞれ国家資格が必要となっています。さらに生涯教育の取り組みもなされ施術者のレベルアップも図られており、国民のニーズに応えうる施術の提供に務めています。
 そして、現代に至っても、この伝統ある技術は多くの研究機関において科学的に研究・検証がなされ、その応用分野は広げられつつあります。

2、ヘルスキーパー(企業内理療師)について
 ヘルスキーパー(企業内理療師)とは産業・労働衛生分野に理療の技術を活用するもので、理療の国家資格を持つものが、企業等に雇用されその従業員等を対象にして施術等を行う者の呼称です。 理療の施術やセルフケア指導、健康への助言を通じて業務中に生じた疲労やその他の症状を取り除き、業務の能率向上と従業員の健康増進に役立てる事を目的としています。
 ヘルスキーパー(企業内理療師)は既に多くの企業で採用され、実績を上げているところであります。その特徴としては、次のものがあげられます。

   ア、比較的短時間で施術ができる。
   イ、職場の休憩時間を利用して施術する事も可能。
   ウ、大規模な設備はいらない。
   エ、快さを感じながら施術を受けられる。
   オ、症状に合わせた体操等のセルフケア指導も行える。

 また、以下の場面で有効です。

   ア、事務的な職業をされている方
    (特にパソコン等をよく使う方:VDT作業者)
      首、肩、腕、背筋の痛みやこわばり、目の疲れ、
     頭痛など

   イ、立ち仕事をされている方
     足腰の痛みやだるさ、足のむくみなど
   ウ、力仕事をされている方
     腰や腕の痛みなど
   エ、気温の低い所で働く方
     全身のだるさ、下痢、神経痛など
   オ、営業職、管理職等、ストレスの多い方
     胃腸障害、精神疲労、不定愁訴など

 平成2年に旧労働省(現厚生労働省)は日本障害者雇用促進協会に「視覚障害者職域開発研究会」を設置し、ヘルスキーパー(企業内理療師)
について研
究がなされ、雇用に関するマニュアルを作成しました。
 以降、障害者雇用促進
セミナー等を通じてヘルスキーパー雇用にご尽力頂いております。


協会会員業種別分類はこちら


メニューへ